2009年3月24日火曜日

太陽光発電導入拡大のためのアクションプラン

新聞で毎日のように太陽光発電に関するニュースが掲載されていますが、太陽光発電導入拡大のために、経済産業省・文部科学省・国土交通省・環境省の四省が組んで、アクションプランを組んでいます。
この3月17日には、その進捗状況のフォローアップと今後の取り組みについての資料が公表されました。
http://www.meti.go.jp/press/20090317001/20090317001.html

この取り組みの中でポイントが、目立っている家庭分野だけでなく、産業分野・公的施設・教育機関・医療福祉等の各分野、そして農業への展開を示していることです。
今まで、日本は家庭用の太陽光発電が主導だったため、件数は多いものの、発電量が伸びない、という状況が続いていました。アメリカでもカリフォルニア州では、補助金や税制等を、家庭だけでなく企業にも適応することで、大規模な太陽光発電が普及しています。

実際に電車や車などで移動していると、広い屋根がぽかんと空に向かって開いていたり、工場や駐車場などでも、広い土地が余っていたりと、「ここにも太陽光パネルを設置したら、長い間、発電できるのになぁ」と感じることが多々あります。
さらに、病院や教育機関・避難場所等など、バックアップ用の電源を分散して持っている必要がある施設への設置も進めることで、いろいろな利用の可能性が出てくると思います。

国を挙げて、得意な産業に注力していく、このようなアクションプランは、今、まさに必要でしょうね。

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