2009年3月16日月曜日

大量消費から適量消費へ

金融危機で今までの消費社会に疑問が広がっている世界的な状況ですが、ここで「環境」というKeywordで、またバブルを膨らませることは、何も社会が発展しないと考えています。
(グリーンバブルとかシリコンバレーにかけて、グリーンバレーとかいう言葉が出てきています)

環境という言葉で一番大切な事は、そんなバブル的なグリーンの意味が入っていない「(純粋な)環境」ではないでしょうか?

1世紀前までは、太陽が昇って沈むまでが1日の外での活動時間。また、春に苗を植えて、秋に収穫するサイクルが、1年の時間であったわけで、これこそが、われわれ人間の「環境」だと思っています。

つ まり、地球が太陽の回りをまわって四季が生まれ、地球が自転して一日が存在していますよね。それにあわせて、食べ物を作って、住居を組み立て、衣類をいろ いろ準備してきたのが人間の歴史だと思っています。もし、それを超えようとすると、地球や太陽の自然現象を超えるだけのエネルギーが必要となり、過去に蓄 積されてきたエネルギーを多量に消費するしかありません。
太陽からのINPUTと人間生活でのOUTPUTをバランスさせる「環境」のコントロール、それ抜きには、百年、千年続く人間という種の存続はあり得ないわけです。

そんなコンセプトを簡単に表現すると
「持続可能(sustainable)」となります。
そして、「OUTPUT=消費」なので、大量消費をやめて、INPUTの量にあった「適量」な消費量に変えていくこと。これが、これから、環境を守っていくのであれば、一番、基本的な事だと思いますね。 

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