2011年12月30日金曜日

日本エネルギー学会 第7回バイオマス科学会議@岩手のご案内

日本エネルギー学会 第7回バイオマス科学会議に
代表山口がパネリスト参加いたします。 

日本国内で自給できるエネルギーとして注目されるバイオマス、
現在は被災地のがれき処理という観点でも様々な議論がされています。 

18日の合同フォーラムにて研究者の方などと討論させて頂きます。
この他20日のテクニカルツアー、17日にはプレ見学会もあります。

学生の方はリーズナブルにご参加可能ですので、ぜひどうぞ! 

日本エネルギー学会 第7回バイオマス科学会議
-再生可能エネルギーの一翼としてバイオマス研究の方向性を議論-
 日 時 2012年1月18日(水),1月19日(木),
テクニカルツアー:20日(金)

会 場 岩手県民情報交流センター(アイーナ)
(※アクセス → https://55099zzwd.coop.osaka-u.ac.jp/convention/) 

懇親会 2012年1月18日(水)18:00~20:00 
会場 ホテルメトロポリタン盛岡ニューウィング 4F メトロポリタンホール

****日本エネルギー学会HPより引用**** 
3月11日の東日本大震災による東北・関東地域での未曾有の被害に加えて,
 福島第一原子力発電所事故による放射能汚染の影響が依然として深刻な状況で続いています。
 一方で,いわゆる“脱原発”を巡って,原子力発電の再稼働に対する是非論が全国的に波及し, 今夏は産学官民一丸となった節電・省エネへの取組みで乗り切れましたが,
今冬以降の電力不足がさらに深刻化することが懸念されています。  

このような状況で,国内の木質バイオマス等の未利用資源の有効利用が促進されることが期待されており,
特に災害地で多量に放置されている廃材等のバイオマス資源をその場で高効率に利用できるシステムの構築や
中長期的視野に立った森林系バイオマスエネルギー産業の創成が喫緊の課題となっています。  

このような背景から,2012 年1月18 ~ 20 日に岩手県・盛岡市で開催される第7回バイオマス科学会議では,
 “東日本大震災に関する合同フォーラム”を共催し,再生可能エネルギーの一翼を担うバイオマス資源を持続可能に,
かつ地域分散・循環型で利用できるバイオマス産業の確立に向けた議論を喚起し,
その早期実現を目指したいと考えています。

バイオマス研究者や関係各位の皆様が,全国から盛岡に結集し,
震災復興への明るい希望を灯して戴ければと心から期待しております。  

多数の皆様の積極的なご参加を望みます。
 ****引用ここまで****

  開催概要等、詳細はこちらをご覧下さい。 

会場でお会いできますことを楽しみにしております!

2011年12月3日土曜日

【被災地支援】~気仙沼市にソーラー街灯を寄贈しました~

気仙沼市にソーラー式街灯20基を寄贈!港に「灯り」を届けました


気仙沼信用金庫と共同し、アトム環境工学(株)の協力を得、被災地支援として気仙沼市にソーラー式LEDライトを寄贈しました。
左:気仙沼市菅原市長、右:山口

気仙沼大島航路が発着する気仙沼エースポートと大島・浦の浜港は、港を照らす照明がすべて流されたため、日が沈むとあたりは真っ暗に。

今回寄贈したLEDライトは、コンパクトですが結構な明るさがあり、足元を照らすには十分なパワーがあります。

歩道を照らす「ソーラー街灯」 


砂利の残る歩道を照らす街灯(大島)

フェリーを利用される方々や、大島航路の運航を担っている大島汽船の方からは、


「真っ暗だった港に1つ「灯り」があるだけで、安心感が全然違う」
「街灯が設置される前は、懐中電灯がなければ動けなかった。とても助かっています。」

といった喜びの声をいただきました。



今後も、「温もり」「灯り」そして「安らぎ」を届けていきます。
後日、三陸新報さんが記事にして下さいました。山口の笑顔と共にどうぞ♪



2011年12月2日金曜日

再エネ金融連続セミナー@徳島に参加します!

12月10日13:30〜徳島大学工学部にて開催されます「再エネ金融連続セミナー〈第2回〉市民ファンド編」
に弊社代表の山口がパネリストとして登壇いたします。
お近くの方は是非ご参加下さい!


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   再エネ金融連続セミナー〈第2回〉~市民ファンド編~
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化石燃料や原子力に依存しない自然エネルギーへの関心や期待が高まっていますが、
そこには、高額な初期費用の壁が立ちはだかっています。
しっかりとした収支計画も欠かせません。
さまざまな知恵と工夫で、これらを乗り越えてきた多くの事例を学びましょう!
覚悟を持って時代を切り拓く、全国の市民ファンドの仕掛け人たちが、
この冬、徳島に集います!

◆12月10日(土)13:30~16:30(事例報告、休憩、シンポジウム)

◆徳島大学工学部・共通講義棟 K206
 徳島市南常三島町2丁目1番地

◆参加費:500円(正会員・賛助会員は無料)

◆対 象:一般、金融機関担当者、自治体職員など

◇ コーディネーター 谷口信雄 さん
 東京都職員、自然エネルギーまちづくりアドバイザー
 総務省緑の分権改革第4分科会委員
 環境省地球温暖化対策技術開発評価委員
 経済産業省RPS小委員会代理委員など
 現在も数多くの国の委員を務める。

◇ コメンテーター 岡田久典さん
 京都大学大学院農学研究科修了(森林資源学)、
 都市銀行のシンクタンクで21世紀社会システム研究チームリーダーなどを歴任。
 退社後、NPO活動などに従事して早稲田大学環境総合研究センター主任研究員。
 総務省緑の分権改革会議専門委員、独立行政法人科学技術振興機構(JST)
 社会技術研究開発センター(RISTEX)環境・エネルギー領域チーフアドバイザー、
 NPO法人副理事長等を兼任。

◇事例提供者 パネリスト◇

●鈴木 亨 さん
北海道生まれ。自治体職員、生協職員を経て、
1999年、NPO法人北海道グリーンファンド設立し理事・事務局長に就任。
2011年理事長に就任(現職)。誰でも無理なく地球環境の保全に貢献できる「グリーン電気料金制度」を開始し日本初の市民出資型の風力発電事業を行う。
市民風車のパイオニアとして、各地の取り組みを支援する。
株式会社市民風力発電(2001年)、株式会社自然エネルギー市民ファンド(2003年)を設立し代表 取締役を兼務する。

●原 亮弘 さん
エネルギーの地産地消による持続可能な社会を実現するために、
市民の力を集めて環境エネルギー事業を行っていく方法として
全国初の「太陽光発電の市民出資」という仕組みを構築。
現在、市民出資で設置された太陽光パネルは南信州地域を中心に160ヶ所余りに拡大、
グリーン電力事業・省エネ事業や木質バイオマスを利用した熱供給事業も展開。
NPO法人南信州おひさま進歩を通じて「環境保全」「まちづくり」「社会教育」「子供たちへ環境教育」「他団体への連絡・助言・援助」などの活動も行っています。

●山口 勝洋 さん
東京大学工学部化学工学科卒。シカゴ大学院経営学修士(MBA)。
現アクセンチュア、アーサー・D・リトルで、環境と技術に専門性を入れた経営戦略の立案、環境分野の新事業戦略や技術・イノベーションマネジメントを担当。
2004年に日本初の地域エネルギー事業となる「おひさま進歩エネルギー」(飯田市)の企画・設立。
2008年には、「おひさま進歩モデル」の全国展開の検討を開始し、2009年に「サステナジー株式会社」を設立。

●山内 浩一 さん
筑波大学社会工学類卒業。
マサチューセッツ工科大学大学院卒業。経営学修士号。
山一證券、モルガン・スタンレー証券を経て、株式会社グリーンファンド代表取締役。
大手法人の環境事業の調査、企画、立案、コンサル活動や、
ドイツ最大の太陽光発電施設の企画、投資、運営事業会社であるS.A.G.社 (本社ドイツ、フライブルグ市)と提携し日本でドイツの太陽光発電施設に投資するファンドの企画、組成、運営等を手がける。多摩大学非常勤講師として活躍中。

主催:徳島再生可能エネルギー協議会
共催:徳島小水力利用推進協議会 ・早稲田大学環境総合研究センター
JST-RISTEX地域再生のための再生可能エネルギー実装人材育成プロジェクト
協力:徳島県、上勝町、佐那河内村
後援:徳島新聞社、四国放送株式会社
◇お問い合わせ 090-2828-0451(豊岡)