2012年12月31日月曜日

年の暮れに寄せて

あの3.11から1年9ヶ月が経ちました。
東日本大震災をきっかけに、もとからあった日本のエネルギー問題は一気に顕在化し、
再生可能エネルギーの活用はいよいよ待ったなしの状況となりました。

今年は7月に再生可能エネルギーの固定価格買取制度が始まったことにより、
一気に再エネ、特に太陽光がバブル化、メガソーラー狂想曲が日本全国を駆け巡る年となりました。

残念ながら現在、この制度が被災地の復興や、その他の地域の活性化に直接好影響を与えているとはとても言い難い状況です。
(始まったばかりで制度上の不備もあるかとは思いますが・・・)

本年のサステナジーは、昨年より沿岸被災地である石巻で行っていた活動から具体的な事業の開発に繋げることができ、
また気仙沼においても新たに地域エネルギー会社を設立し事業を開始することができました。

被災地の復興はまだまだこれから、現場にいますと、自らの無力さにもどかしい気持ちでいっぱいになってしまうこともありますが、
私たちは引き続き地域の方々とご一緒に活動し、地元貢献を行いながら震災復興に尽力していきたいと思います。

今年はみなさまに支えられてばかりでしたが、来年は少しでもお返しができるよう努めて参りますので、
引き続きよろしくお願い致します。

お世話になった皆さま、ご縁を頂いております皆さまに感謝を込めて。


2012年12月30日日曜日

市民参加型おひさま発電事業の採択が決定しました!

年の瀬に嬉しいニュースのお知らせです。

紫波グリーンエネルギー株式会社、環境エネルギー普及株式会社、サステナジー株式会社の3者グループは、岩手県紫波町の公共施設屋根を活用した、「市民参加型おひさま発電事業」に公募で採択を頂き、去る12月28日に基本協定書の締結式を行いました。


写真中央は藤原紫波町長、右は岩岡紫波グリーンエネルギー及び環境エネルギー普及代表取締役社長、左は弊社代表取締役の山口です。

本事業では小学校や公民館など14カ所(19建物)の屋根を貸借して太陽光発電を導入、売電事業を行います。
また、紫波町民をはじめとする市民の皆さんからの出資、いわゆる市民ファンドを組成します。
サステナジーは金融商品取引業第二種登録業者として、この市民ファンドの部分を主に担当、もちろん太陽光発電の設計にも、長期視点の事業主体の立場で、色々こだわって進めていきます。

忙しい日程を詰めて進めて下さった関係各位に改めて感謝申し上げます。
またお知らせやご報告などさせて頂きます!

関連リンク:紫波町市民参加型おひさま発電事業参加事業者を募集します!(紫波町サイト)

2012年8月19日日曜日

夏のインターンシップが始まりました!


こんにちは、インターン生のつむらやです。
8月に入り、盛岡に住み込みでの夏のインターンシップが始まりました!

頻繁にブログを更新していこうと意気込んでいたのですが、気付いたらこんなに間が…笑


今回は,主にインターン中の仕事内容について書きたいと思います。

現在盛岡の事務所で進捗中のプロジェクトは、木質バイオマスを燃料として周辺地域に熱と電気を供給する「自立分散型地域づくりモデル事業」。
自治体関係者、林業関係者、各種メーカーなど多くの人が関与するプロジェクトであり、
インターン中も様々な立場の方からお話を聞く機会があります。
話しの内容は、事業を進める上での鍵に関する具体的な部分にまで及ぶこともあり、
その中で多くの新しい発見をさせてもらっています。


このプロジェクトに関することで、私にも課題が言い渡されました。
「新たに発電施設を設置する際にどのような法律の規制を受けるかを調べる」というものです。


インターン初日。
そこではじめに渡されたのは、法律関係の書類
ではなく、発電設備の図面。

まず、発電設備の仕組みを知らないことには何の法令が関与してくるのか調べようがないためです。

5分くらい図面とにらみ合っていましたが、専門用語と専門記号で埋め尽くされた図をさっぱり理解することができず。
先輩に聞いたり、ウェブで調べたりして、基本的な部分を理解するところから始まりました。

設備の概要を理解したところでようやく法令の調査に入ったのですが、ここでも新たなハードルが。
「言葉の定義」です。

法令を正しく解釈するためには、法令文書にのみ出てくる専門用語はもちろん、
普段耳にする言葉についても、定義をしっかりと調べる必要があります。

例えば、「ボイラー」。
なんとなく実物をイメージすることができますが、ここであいまいな理解のまま読み進めることは、誤った解釈をすることにつながるのです。

法令を読む上で、まず「ボイラー」には以下のような定義があることを知らなければなりません。

次の3つの要件に当てはまるもの
  1. 火気、高温ガス又は電気を熱源とするもの。
  2. 水又は熱媒を加熱して蒸気又は温水を作る装置であること。
  3. 蒸気又は温水を他に供給する装置であること。

さらに、法令の中では、その中で一定規模以上のものを「ボイラー」と呼ぶことになっていることを知る必要があります。

ここで「ボイラー」に分類されたものが関連する法令の規制対象になり、
技術者の雇用が義務づけられます。
技術者を雇うには多くのコストがかかるので、
誤った解釈は、事業の採算性の計算にも影響を及ぼすのです。

ということで、法令の調査と言いながら、実際には設備の仕組みと言葉の定義を調べることに多くの時間を費やしている状況です。

作業を続ける中で、集中力が切れることもあるので、
そんな時はうまいもんを食べたり、プールに泳ぎに行ったりしてリフレッシュ^^

次回は、盛岡寮の様子についても少し触れたいと思いまーす。

2012年6月29日金曜日

突然ですが、インターン日記始めます!

【インターン日記〜non-renewable times in Sustainergy〜】Vol.1自己紹介

はじめまして。
サステナジーでインターンとして働いているつむらやです。

とは言っても、インターンを始めたのはつい最近。
まだ何も分からず先輩の後をついて回っている状況です。

今日は、記念すべき最初の記事!ということで、
自己紹介も兼ねてサステナジーでインターンをしようと思った経緯について少し書きたいと思います。



私は、今農学系の大学院で再生可能エネルギー関連の研究をしています。
具体的には、再生可能エネルギーが広まるとその周りの人たちがどれくらい豊かになるのかに着目して、主に小水力発電を対象に社会学的な調査を行っています。

研究を進めていくと、エネルギー分野のすごい人たちの話しを聞いたり、関連する本を読んだりすることが多くなるわけですが、
その中で、どんどん新しい仕組み・技術が生まれていく「エネルギー」の分野が熱い!と思い、ますます興味を持つようになりました。
また、大学院でのいろいろな経験から、将来的に地元で再生可能エネルギー・省エネルギーを広めていくことで地域活性化できないかと考えることが多々ありました。

再エネ・省エネを地域で広めるにはどうすればいいだろうか。
ひとまず地元の人に現状を聞いてみよう。
そう思って関係者に質問すると、
「とりあえず自治体の採算が合う仕組みができないと広まっていかないよ」
との答えが返ってきました。

一番のポイントはファイナンスの仕組み作りの部分。
だったらそういうことが学べるところで仕事がしたい。

そんな時、偶然ある雑誌で目にしたのが「サステナジー」に関する記事でした。
「市民ファンドと地域金融を活用してエネルギー事業を立ち上げ地域経済に貢献する」
「省エネ・再エネ導入サービスで被災地再建に取り組む」
サステナジーの事業は、自分がやりたいと思っていたことと重なる部分が多いことを知り、早速facebook(笑)で連絡を取って社長と話をさせてもらうことにしました。

社長とランチをご一緒させていただくということで、ネクタイが曲がっていないか、靴の汚れがないか等念入りにチェック。
緊張して待ち合わせ場所に立っていると、社長は自前のロードバイクで颯爽とお見えに。
社長に自然体で対応してもらったことで、私もリラックスして話しをすることができました。

食事をする中で、「エネルギーのムダを抑えた発電の追求」「地域でお金が回る仕組みの構築」など、社長の熱い"エネルギー論”を伺い、ますますサステナジーに魅力を感じた私は、その場でインターンをさせてもらうようお願いしました。
夏には岩手に住み込みで一ヶ月超のインターンをする予定です!

ということでこのブログでは、
【インターン日記〜non-renewable times in Sustainergy〜】
として、コーナーを頂きました(笑)
インターン活動の中でのいろいろな出来事について随時伝えていきたいと思います!
イベントの情報等も載せていく予定です。

Facebookページ、twitterのほうも頑張って更新していこうと思うので、
いいね!and フォロー よろしくお願いします!
http://www.facebook.com/sustainergy.co.jp
https://twitter.com/#!/sustainergy_jp

2012年6月28日木曜日

「地域密着型小水力事業の進め方」が公開されました

長野県の平成23年度自然エネルギー自給型コミュニティモデル構築事業の報告書が公開されました。

http://www.pref.nagano.lg.jp/kankyo/ondanka/23jikyu-community-model/jikyu-community.htm

自然エネルギー自給型コミュニティモデル構築事業は
長野県の委託業務として昨年度実施させて頂きました。

引用ここから

"本事業は飯田市および木島平村をモデル地区として小水力発電の導入に向けた検討を行うもので、
これまでの調査事業等での検討結果を踏まえ、県、自然エネルギー事業の専門家、
事業実施にあたっての関係者らと、実現可能な採算性のとれるビジネスモデルや
資金調達手法等の検討を行うことにより、
具体的な自然エネルギー自給型コミュニティの構想を創るとともに、
事業化に向けた検討を行うものである。 "

引用ここまで
(報告書1ページ「本書の役割」より)

事業実施に当たっては、小水力発電事業の先駆者の皆さま、
長野県内自治体関係者の皆さま、
また金融や法律の専門分野での知見をお持ちの皆さまなどなど、
様々な方々にご協力を頂きました。

改めまして厚く御礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。

実践の手引き、という位置づけで作成しておりますが
実践を通じて、新たな課題や解決策が明らかになってくるものと考えています。
本事業での机上の検討に留まらず、実践を通してよりリアリティのある知見としていきたいと思います。

要するに、あなたの地域でも小水力発電、やってみませんか?
というオススメです!(笑)

報告書本編は少し長いですので、お時間あります時にでも
ご一読頂ければ幸いです♬

※本報告書は2012年3月に執筆しております。
買取制度の単価等の詳細の決定前であることをあらかじめご了承下さい。

足りないところ、ここは違うのでは?というご指摘等
どしどしお寄せ頂ければ幸いです!


2012年6月27日水曜日

月刊環境ビジネス8月号に寄稿しました


月刊環境ビジネス8月号の大特集「ソーシャルエネルギー革命」に2記事を寄稿させて頂きました。

・「成功する「資金調達」実現法」
再エネ事業の正しい始め方、地域金融とのパートナーシップ、
市民ファンドのメリット、デメリットなど
資金調達と事業計画策定の手法について実際の事例も交えてご紹介しました。

・「小水力発電で高い収益率も可能」
小水力発電の導入が向いているケースや収益性の目安、
発電開始までの課題等をご紹介しました。

ぜひ本屋さんでお手に取って見て下さいませ!

オンラインで購入も出来るようです↓
http://www.kankyo-business.jp/magazine/002630.php

2012年5月9日水曜日

5月26日(土)第3回再生可能エネルギー買取法直前セミナーに登壇いたします!

NPO法人 再エネ事業を支援する法律実務の会主催、
第三回再生可能エネルギー買取法直前セミナーに三木が登壇いたします。

再エネ事業を支援する法律実務の会は、弁護士さんを中心としたNPO法人で
理事長で国の事業仕分けでの仕分け人も務められた弁護士の水上貴央様よりお声掛け頂きました。

今回のセミナーテーマは、
「地域発再エネ事業を実現するための具体的手法」

今国会で審議中の農山漁村における再生可能エネルギー電気の発電の促進に関する法律案を作られた
農林水産省の信夫様とご一緒に講師をさせて頂きます。

三木は「住民参加型ファイナンススキームのポイントと課題」というテーマを頂いて
1時間ほどお話させて頂く予定です。

■日時:2012年5月26日(土) 13:30~16:30
■会場:株式会社PHP研究所 2Fホール
<所在地> 東京都千代田区一番町21 一番町東急ビル2階
<交通> 東京メトロ半蔵門線 半蔵門駅5番出口すぐ上
<参加費>無料

お申し込み・お問い合わせはこちらをご参照下さい。

2012年4月27日金曜日

月刊環境ビジネス6月号に登場します!

4月26日発売の月刊環境ビジネス

純国産!再生可能エネルギーの「底力」第11回 震災復興へ動き出す地域金融
に取り上げて頂きました。
気仙沼で進めているプロジェクトの計画などをお話しています。

巻頭特集は今改めて注目されているPPSについて
こちらも興味深い内容です。是非お手に取ってみて下さい!


2012年4月25日水曜日

バイオマス産業社会ネットワーク第113回研究会に登壇いたします



NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク(BIN)の第113回研究会に 代表、山口が登壇いたします。 
   日時、お申し込み等、詳細は以下となります。お近くの方は是非ご参加下さい!


<バイオマス産業社会ネットワーク(BIN)第113回研究会のご案内>

日 時:2012年5月25日(金)18:00〜20:30
テーマ:東日本大震災被災地の復興とバイオマス利用の本格開始へ
講演者:相川高信(三菱UJFリサーチ&コンサルティング)
        山口勝洋(サステナジー株式会社、環境エネルギー普及株式会社(盛岡)、
       おひさまコーポレーション(石巻)、気仙沼地域エネルギー開発株式会社)
会 場:地球環境パートナーシッププラザ
(東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学1F)
地下鉄表参道駅より徒歩5分・JR他渋谷駅より徒歩10分
http://www.geoc.jp/access
参加費:BIN会員 無料、一般 1,000円


※東日本大震災の被災地の復興が始まるなか、バイオマスへの期待が高まっています。

※大量の被災材の利用と、今後の林業振興と連携した木質バイオマス利用、そしてエネルギー自立に向けてのバイオマスの活用に向けての取り組みが始まっています。

※第113回研究会では、特に岩手県での被災地復興とバイオマス利用について詳しい相川高信さんと、実際にファイナンスなどをつかった分散型エネルギー普及の取り組みをされている山口勝洋さんに、木質熱利用・熱電併給の具体的な計画や、木質バイオマス材の経済的生産などについてお話いただきます。

※参加者の皆様とともに、被災地復興にどのようにバイオマス利用を活用できるかについて、活発な議論を行い、今後の取り組みに役立てれば大変、幸いです。

※参加をご希望される方は、下記よりお申し込みください。
http://www.npobin.net/apply/

2012年4月23日月曜日

葛巻町の避難所25カ所に太陽光発電+蓄電池を設置しました!

岩手県葛巻町の集会所25カ所への太陽光発電設備と蓄電池の設置を行いました!
(事業実施は盛岡の地域JV環境エネルギー普及株式会社)

自然エネルギー自給率180%を誇る葛巻町ですが、
東日本大震災とそれに続く余震で、半年間に4回の停電を経験しました。

震災以前からの町の方針、住民合意のプロセスを経て
全国に先駆け、避難所となる集会所への太陽光+非常時対応の蓄電池の設置となりました。

太陽光発電パネルは場所に応じて
地上置きと屋根置きをそれぞれ設置しました。

地上置きは積雪にも対応できるようパネルの角度や高さを工夫しました。


屋根置きは屋根を痛めないよう穴をあけずに設置できる金具を使用しました。


パネルと屋根の接する部分のアップです。
金具が屋根材に穴を開けずに挟み込んでいるのが分かりますか?



避難所への太陽光発電設備と蓄電池の設置については今でこそ普通に語られますが、
本事業の計画当時では、量的に経済的水準で蓄電池を納期までに揃え、地上置き架台や多様な屋根設置に対応する架台を準備するなど、先行的に実現するが故のチャレンジがありました。
特にソーラーシリコンテクノロジー社(手塚博文社長)の先導的能力に助けられました。
関係者の方々にこの場を借りて感謝申し上げます。



2012年1月31日火曜日

日本エネルギー学会 第7回バイオマス科学会議@盛岡にて

平成24年1月18日(水)岩手県民情報センター「アイーナ」で開催されました第7回バイオマス科学会議 合同フォーラムに、代表取締役の山口がパネリスト参加しました。
「バイオマス利活用を通じた東日本大震災復興への提言」というテーマで行われました。

参加パネリストの先生方からは、新しくまちづくりをする際に初期段階で熱供給配管の導入や、震災廃木材を利用した「復興ボード」というパーティクルボード原料への活用事例、森林組合によるバイオマス供給による雇用確保の事例、原料供給サイドから林地残材燃料化の採算性など、産学官、バイオマス利活用の川上から川下に関する様々な意見が交わされました。

山口からは、東北の社会基盤復興における大量の熱需要のあること、それらを古いやり方のまま戻しては大量の化石燃料依存が続いてしまうため大幅にやり方を変えるべきこと、木質バイオマスでの熱電併給を実践していくこと、などをお話しました。


その中では日本の木質バイオマスの本格普及の遅れや、経済性の問題、人材育成などの問題点が挙げられており、素早い情報・ノウハウ共有や技術提供、セミナーなどで貢献していきたいとのことでした。

山口からも、復興のエネルギー対策を自治体と検討する現場は、関係者の理解度が乏しいこと、技術経済的に筋が悪いとか地域のために全くならないような提案が多く、単騎奮闘せざるを得ない、そのため科学会議のメンバーに是非被災自治体などに行って技術経済的に正しい筋を伝えてほしい、と訴えかけました。

私も合同フォーラムを初めて拝聴させていただき、先生方の復興にかける想いや、被災地のために本当に役に立つことは何かということを議論している姿に感銘を 受けました。課題の一つとなっている若手の人材育成の問題に対して私自身もその一人として現場で役に立てるように成長していきたいと強く感じました。

当社も木質バイオマスなど再生可能エネルギー普及を通じて、地域経済を活性化し、
雇用創出させ現地ベースで動ける人材を育成、ともに活動を拡大していきたいと考えております。
  
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日本エネルギー学会 第7回バイオマス科学会議
~バイオマス利活用を通じた東日本大震災復興への提言~
日 時: 2012年1月18日(水)14時30分~17時
会 場: 岩手県民情報交流センター(アイーナ)
[司会]
坂西 欣也氏(バイオマス部会長,(独)産業技術総合研究所バイオマス研究センター長)
山本 幸一氏((独)森林総合研究所東北支所長)
[パネリスト]
渡邊  裕氏(岡山大学研究推進産学官連携機構)
前  一廣氏(京都大学大学院)
山口  勝洋 (サステナジー株式会社)
関野  登氏(岩手大学農学部)
高橋 幸男氏(釜石地方森林組合)
小笠原 清貴氏(有限会社二和木材)

2012年1月30日月曜日

【セミナー情報】 再生可能エネルギー活用による地域復興セミナー -地域主体で自然エネルギーから仕事づくり-


仙台での4日間のセミナーに山口が登壇します!

再生可能エネルギー活用による地域復興セミナー
-地域主体で自然エネルギーから仕事づくり-

サステナジーが現在進行形で取り組んでいるプロジェクトの事も
お話できると思います。

1日4コマ、4日間のセミナーの1コマを頂いてお話いたします。
(受講は1日単位でも通しでも可能との事です)
ぜひ奮ってご参加下さい!


日時 2012 年 2 月 20 日(月)~24 日(金)
場所 日本労働者協同組合連合会東北復興本部
(仙台市青葉区一番町 4-7-17 小田急ビル6 階会議室)
主催 千葉大学公共研究センター、日本労働者協同組合ワーカーズコープ連合会

詳細、お申し込み等はこちらをご覧下さい↓
http://homepage3.nifty.com/kurasaka/renewable-energy-seminer.pdf

2012年1月24日火曜日

メディア掲載情報「月刊環境ビジネス」3月号に登場します!

1月26日発売の「月刊環境ビジネス」2012年3月号は
再生可能エネルギーを大特集!

固定価格買取制度が今年の7月から開始されるのを前に、
再生可能エネルギーのコストについて様々な角度から検証されています。

弊社は地域密着の取組みを取り上げて頂きました。
小水力発電の記事にもちょっとだけ登場します。

ぜひぜひ本屋さんでお手に取ってみて下さいませ。

環境ビジネス3月号

2012年1月23日月曜日

セミナー情報ー2月4日(土)再生可能エネルギーの宝庫・青森県の未来を拓くー

特定非営利活動法人グリーンシティ様主催のセミナーに
三木が登壇いたします。

テーマは、再生可能エネルギーの宝庫・青森県の未来を開く
〜地域の資源を地域の力で活かし、果実は地域に還元!〜

「地域で行う再生可能エネルギー事業の資金調達について」と題した講演と
パネルディスカッションに参加いたします。

お近くの方はぜひご参加下さい!!

日時:2月4日(土)13時30分〜17時00分
会場:青森市文化観光交流施設 ねぶたの家「ワ・ラッセ」交流学習室(1)・(2)
参加費:無料

詳細はチラシをご参照下さい(PDF)

2012年1月1日日曜日

2012年 年頭のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願い致します。


昨年、我が国は大きな震災と、それに続く原発事故という未曾有の災害に見舞われました。
被害に遭われた皆様には心よりのお悔やみとお見舞いを申し上げます。


弊社では幸い人的被害はありませんでしたが、岩手のお客様は被災、
盛岡常駐のメンバーは長時間の停電、
さらに交通の麻痺と燃料切れにより帰京できなくなり、
不安な日々を過ごしました。


3月13日、決意を込めてこんな言葉をtweetしていました。
”この急場に対しては無力だが、お世話になっている東北地域の復興と住む人の安心感を今後増やしていくために、
できるだけ早く東北復興支援ファンドを作り、自然エネルギーを供給するところから貢献していこうと思います。
具体的には金融(+工事)の条件面で、知恵を絞り、頭を下げまくることから。”


思いが通じたのか、9月には石巻市で新しい地域エネルギーJV
「おひさまコーポレーション」を設立し、復興の足がかりをつかむことができました。
盛岡の環境エネルギー普及株式会社に続き、地元の信用金庫さん、地元の事業者さんとの合弁です。
岩手では、盛岡市、紫波町を、宮城は石巻市を起点に震災復興に微力ながらですがエネルギー面から貢献できればと考えております。


今年は復興への取組みをさらに加速し、被災地の方の縁の下の力持ちとなりながら、
先は日本再生を目指して 全国各地で自然エネルギーへの取組みを進めていく所存です。


これにつき、 協働、インターンなどで現場に入って共に活躍できる仲間を求めています。


我々は今後も資本力にものを言わせて地域資本をお金に換えて全て都会に持ち帰るというビジネスとは真逆の、
地域と一体となった、地域活性に直結するような取り組みを実現していきます。
地域金融、地方自治体、そこに住まれる方々と、一緒に取り組む地産地消のエネルギー作りを目指して参ります。


本年もサステナジーをどうぞよろしくお願いいたします。