2009年6月3日水曜日

太陽光発電新制度(FIT)前倒し実施

来年度から開始される予定だった太陽光発電の余剰電力の固定価格買取制度(FIT:feed-in tariff)が、予定が前倒しされ年内に実施開始されるようです。

「環境に貢献しよう!!」と思って太陽光発電を始めようにも、投資回収を計算すると、15〜20年になってしまったり、ローンの利子が大きくなってしまったりして、結局、あきらめてしまう、という方々が多かったようです。
今始めれば、景気対策にも、CO2削減にも、ひいては海外から排出権を買ってくる必要もなくなり、税金の有効利用にもつながるのが、この太陽光発電なので、このように戦略的に国も動き出した、ということは、非常に日本の将来に期待ができますね!


ーーー以下20090530NHKニュースよりーーーー
太陽光で発電された電気の買い取りを電力会社に義務づける新たな制度について、経済産業省は、当初の予定を大幅に早めて年内の実施を目指し、買い取り価格の設定などを急ぐことになりました。

この制度は、住宅などに設置された太陽光パネルで発電した電気のうち、消費されなかった分を一定の価格で買い取ることを電力会社に義務づけるものです。経済産業省は、この制度を来年中に導入する方針でしたが、温暖化対策に太陽光発電の普及を急ぐ必要があるとして、導入時期を大幅に早めることにしました。このため経済産業省は、今の国会に提出している関連法案が成立しだい、専門家による委員会を速やかに設置し、電気の具体的な買い取り価格やその期間、買い取りに必要な費用を消費者に負担してもらうため電気料金へ上乗せする負担額の水準、さらに、太陽光だけでなく家庭用の燃料電池で発電した電気も買い取りの対象に加えるかどうかなどを、検討することにしています。経済産業省では、こうした対応で制度設計を急ぎ、制度の年内の実施を目指すことにしています。

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