2010年2月3日水曜日

太陽光発電システム電力の買取制度

昨年11月から施行された日本版FITは、余剰電力、つまり太陽光パネルで発電した電力から家で使った電力を差し引いて余った分をkWh当たり買電の倍額である48円で電力会社が買取るというものです。

現在、政府ではこの買取制度を余剰部分だけではなく、全量買取にしようという検討を進めているようですが、いくつか他のオプションも含めてよりユーザーメリットの多い買取制度にしていただきたいと思います。

買取制度に関して、現在の条件は、パラメーターが3つあり、それぞれをよりユーザーに有利な方に変更する検討をしていただきたいと思います。
例えば、

1.買取対象:余剰電力 → 全量
2.買取期間:10年    → 15年以上
3.買取価格:48円/kWh → 72円?

などが考えられますが、この中で全量買取は、余剰分を買取るよりもユーザーの省エネインセンティブが下がる、
(エネしようがしまいがユーザーの収支に影響ないため)またメーターの交換が必要になり、
既設の約46万件に影響があるなどの理由で進みに行くと思います

むしろ、全国で市区町村でやっている補助金制度などのバラツキも考えると、住んでいるところによって
太陽光パネルがつきやすい、つきにくなどをなくすように国で一元管理した制度を早く整えることが重要であり、
そのためには、買取期間と延長と買取価格のアップした新FITをなるべく早く検討していただきたいと思います。

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