(事業実施は盛岡の地域JV環境エネルギー普及株式会社)
自然エネルギー自給率180%を誇る葛巻町ですが、
東日本大震災とそれに続く余震で、半年間に4回の停電を経験しました。
震災以前からの町の方針、住民合意のプロセスを経て
全国に先駆け、避難所となる集会所への太陽光+非常時対応の蓄電池の設置となりました。
太陽光発電パネルは場所に応じて
地上置きと屋根置きをそれぞれ設置しました。
地上置きは積雪にも対応できるようパネルの角度や高さを工夫しました。
屋根置きは屋根を痛めないよう穴をあけずに設置できる金具を使用しました。
パネルと屋根の接する部分のアップです。
金具が屋根材に穴を開けずに挟み込んでいるのが分かりますか?
避難所への太陽光発電設備と蓄電池の設置については今でこそ普通に語られますが、
本事業の計画当時では、量的に経済的水準で蓄電池を納期までに揃え、地上置き架台や多様な屋根設置に対応する架台を準備するなど、先行的に実現するが故のチャレンジがありました。
特にソーラーシリコンテクノロジー社(手塚博文社長)の先導的能力に助けられました。
関係者の方々にこの場を借りて感謝申し上げます。
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