2009年8月5日水曜日

太陽光発電と南国の島国


日本あちこちを飛び回って、おひさまエネルギー普及のための仕組み作りを考えています。

そこで実感したのは、沖縄を初めとする南国の島々は、本当におひさまの力が強い!ということ。

あたりまえなのですが、東京で座学しかしていないと、沖縄や奄美諸島は、台風のために屋根が低いとか、水がとても貴重とか、当たり前のことしか学ばない(というか覚えていない自分が悪いのですが・・・)のです。
が、実際に訪れてみると、その強い太陽を生かして農業をやっている反面、水がとても貴重なので、ため池を作ったり、地下に水路を作ったり、これからは地下ダムなどを建設して、なんとか農業用水を溜めようとしている工夫があります。

それを見ていると、あのサンサンと降り注ぐ太陽を、「もっともっと活用できないか?」と思うのですが、現実は、太陽熱での給湯利用はそれなりにあるものの、まだまだ太陽光の発電への利用は、普及率が高いとは言えません。
その背景には、価格がまだ高いのとあわせて、太陽光発電が、「点」としての利用に限られて、地域全体で使うような「面」での利用にいたっていない状況があると思います。小学校の屋上に太陽光パネルを設置しているものの、その町内で活用している、というところは、まだまだ少数のようです。

せっかくの大きな校庭、広く長い防波堤、一瞬で車が沸騰してしまうような駐車場など、太陽を吸収する場所は山ほどある姿を見ていると、次の世代の社会がなんとなく目に浮かんで、楽しくなってきますね〜

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