2009年7月16日木曜日

資源循環:ゆりかごからゆりかごまで

太陽光の話をしていると、このごろ「太陽光パネルの環境負荷ってどうなんですか?」という質問をされることが増えてきました。

太陽光パネルは、ご存じの通り、主にシリコンでできています。半導体と同じですね。
このシリコンを日本はほぼ全量(95%以上)、輸入に頼っています。
SiO2からどのように生産するか、という技術的な話は置いておいて、鉱物資源ということは、太陽光パネルをたくさん生産すればするほど、地球に対して環境負荷を与えることは間違いありません。

いままでは、メーカーはパネルを作る、設置事業者は設置する、そして、設置後の処理は、家庭が責任を負う、という形でした。
しかし、これからの未来・将来は、メーカーやサービス提供者が協力して、この太陽光パネルとしての製品や、そのモジュール、セル、そして原材料のシリコンを、リユース・リサイクルする仕組みを整えることが、当然、必要だと考えています。

われわれサステナジーでは、持続可能な社会を作っていくために、太陽光パネル含めた太陽光発電システム全体のリユース・リサイクルの仕組みを作っていきたいと考えています。

このようなコンセプトは、「Cradle to Cradle:C2C」といわれ、日本語では
「ゆりかごからゆりかごまで」と訳されますね。
ぜひ、興味ある方々は、下のPDFを確認してみてください。
http://www.jogmec.go.jp/mric_web/koenkai/051216/Seminar_Mr_Pedersen.pdf


また、このようなコンセプトに賛同していただけるメーカーの方々、募集中ですので、ご興味ありましたらご連絡ください。

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