2010年6月21日月曜日

補助金申請完了!ところでヒートポンプってなに?

本日は、新エネルギー導入促進協議会への補助金申請の最終日でした。
サステナジーでは、お手伝いをさせていただいた案件を含め、合計5件の申請を行っています。
種類は、これまでにやった太陽光発電、太陽熱温水器に加え、排湯ヒートポンプが加わっています。
新しい挑戦ですね。

ヒートポンプとは電気の力を使って、冷媒となるガスを圧縮・膨張させることにより、熱(ヒート)をポンプする(汲み上げる)技術です。圧縮することで、ガスが気体から液体に変わり、熱を放出します。逆に膨張させることで、液体から気体に変わり、熱を吸収します。
原理としては、夏に打ち水をすることによって涼しくなる(またはその逆)のと同じです。

ヒートポンプ技術はクーラーやエコキュートなどにも使われていますが、これらは空気を熱源とするヒートポンプです。
一方、今回申請した排湯ヒートポンプは、空気よりも熱をたくさん持つことができる(比熱の大きい)水を熱源としています。
少ないお湯(25℃程度のぬるま湯)から多くの熱を取り出すことができるので、空気と比べて効率が良いのが特徴です。
使用する排湯は、これまで使い道が無くて捨てられていたものですから、タダで使える資源です。
元がマグマによって暖められた温水なので、そこから取り出す熱も再生可能エネルギー(グリーン熱)ですね。

というのは、今回一緒にヒートポンプ事業を行うアトム環境工学さんからの受け売り講座でした(笑)。
補助金申請の結果が出たら、またご紹介しますね。

0 件のコメント:

コメントを投稿