twitter上で「木質ペレット好きの集まりがありますよ〜」という連絡を受け、2010/06/11 新潟まで行ってきました。
そこには、日本各地からのペレット好きが集まっており、大会議室が立ち見になってしまうほどの盛況ぶりでした。
セミナーの内容としては、
・日本には山のように(まさに山からですが。。。)木質バイオマスの資源が眠っている(というか切り捨てられている)現状
・海外先進国では、すでに木質バイオマスの利用が増加している
・今後の石油枯渇・世界での取り合いなどを考えると、今から、暖房を主として、冷房、発電などにも活用して行かないといけない
といったことが印象に残っています。
また、森林資源は、エネルギー利用としての歴史の方が長く、建材用の木材として利用し始めた歴史が浅いこと、などは目から鱗が落ちる思いでした。さらに、森林セラピーなどの心理的な影響であったり、キノコや木の実、山菜などの食糧源としての利用価値、なども整理立てて説明を聞くことができました。
(森林でのecoコンとか間伐をやっている自分には、このシュータを利用した、木材搬出が衝撃的でした。)
その後、外に出て、さまざまなペレットボイラーと共に、移動式ペレットプラントの実演が行われていました。
私はWPPCの方にお願いして、ちゃっかりと、われらが応援している木質ペレットBBQグリル「kizuna」の実演を行いました。今回、集まっていた方が、主に林業やペレット生産者、または行政などのペレット機器導入検討している方だったように見受けられたので、私たちのような「ペレットで遊ぼう!」関係に興味を持ってくれる方は多くはなかったのですが、それでもとある地域の行政の方などは、このようなグリルから身近に使ってもらい、さらにボイラー・ストーブに展開できますね、といった話をしてくれました。まさにその通りだと思っています。
まだまだ、この業界、立ち上がったばかりで、「そもそも、木質ペレットって何!?」という方が大半だと思います。
まずは、日本全国で行われているBBQを通して、海外のマングローブを焼いた炭ではなく、日本の山の間伐材を利用したペレットを、みなさんに知ってもらいたいなぁ〜と考えています。
いつでも出張実演いたしますので、BBQがある際には、ぜひお呼び下さい。