2010年6月29日火曜日

見世工務店のブログに「エコラボ」紹介してもらいました

このブログに東北大学大学院 環境科学研究科の「エコラボ」ことエコハウスの紹介をしましたところ、なんと、広島県呉市の見世工務店さんがブログに掲載してくれました!
見世工務店さんのブログ こちら


あ、一点だけ、みなさんに。
こちらは、太陽熱システムです。暖房・冷房に使っています。


で、こちらが太陽光発電システム。

この直流電流で、そのまま蓄電池に貯めています。
今回は、陸屋根で風の影響を受けにくく、発電量もあまり差がない 5度だけ南に立てる架台を使っていますね。

直接、大学の先生に聞くのは、、、という方も、ぜひサステナジー経由で質問ください。
答えられる範囲でお答えしますし、分からなかったら、大学の先生方にお尋ねしておきます。

2010年6月24日木曜日

東北大学エコハウス(エコラボ)オープニングセレモニー

東北大学大学院 環境科学研究科で進めていたエコハウスがいよいよ完成し、そのオープニングセレモニーに参加してきました。



日本全国でエコハウスがブームではありますが、東北大学の環境科学研究科で考えているエコハウスは、微弱電流を蓄電し、直流のまま使っていく、という、新しいコンセプトを実証する場として作られています。

また、環境科学研究科の特徴として、文系・理系を組み合わせた総合的な研究科となっており、ただ単に新しい電気エネルギーの設備を導入するだけでなく、ライフスタイルそのものを見つめ直し、地域の木材を使った心地よい環境、新しい生活を提案していく場を考えています。ですので、もちろん、技術的に優れた部分での「快適性能」に加えて、心理的な「快適空間」が作られています。



現在の太陽光発電を入れればOK?初期投資が早くに回収できればよい?夜間電力はたくさん使っても安いからオススメ?といった、「本当にエコなんですか??」と聞きたくなるような状況に対して、東北大学として一石を投じたことは、非常に意義があると思います。



プロジェクトリーダーの田路先生の説明を録画していますので、ぜひご覧下さい。(遠いですが、、、)





技術の詳細は、そのうち、こちらでNewsLetterが更新されると思いますが、それまでは、日経BP TechOn記事でご確認ください。

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100623/183702/



その他、全体的な写真は、こちらをどうぞ。

20100622_東北大学大学院環境科学研究科エコラボ・エコハウス

2010年6月21日月曜日

補助金申請完了!ところでヒートポンプってなに?

本日は、新エネルギー導入促進協議会への補助金申請の最終日でした。
サステナジーでは、お手伝いをさせていただいた案件を含め、合計5件の申請を行っています。
種類は、これまでにやった太陽光発電、太陽熱温水器に加え、排湯ヒートポンプが加わっています。
新しい挑戦ですね。

ヒートポンプとは電気の力を使って、冷媒となるガスを圧縮・膨張させることにより、熱(ヒート)をポンプする(汲み上げる)技術です。圧縮することで、ガスが気体から液体に変わり、熱を放出します。逆に膨張させることで、液体から気体に変わり、熱を吸収します。
原理としては、夏に打ち水をすることによって涼しくなる(またはその逆)のと同じです。

ヒートポンプ技術はクーラーやエコキュートなどにも使われていますが、これらは空気を熱源とするヒートポンプです。
一方、今回申請した排湯ヒートポンプは、空気よりも熱をたくさん持つことができる(比熱の大きい)水を熱源としています。
少ないお湯(25℃程度のぬるま湯)から多くの熱を取り出すことができるので、空気と比べて効率が良いのが特徴です。
使用する排湯は、これまで使い道が無くて捨てられていたものですから、タダで使える資源です。
元がマグマによって暖められた温水なので、そこから取り出す熱も再生可能エネルギー(グリーン熱)ですね。

というのは、今回一緒にヒートポンプ事業を行うアトム環境工学さんからの受け売り講座でした(笑)。
補助金申請の結果が出たら、またご紹介しますね。

2010年6月14日月曜日

木質ペレット推進協議会@新潟 行ってきました

twitter上で「木質ペレット好きの集まりがありますよ〜」という連絡を受け、2010/06/11 新潟まで行ってきました。


そこには、日本各地からのペレット好きが集まっており、大会議室が立ち見になってしまうほどの盛況ぶりでした。
セミナーの内容としては、
・日本には山のように(まさに山からですが。。。)木質バイオマスの資源が眠っている(というか切り捨てられている)現状
・海外先進国では、すでに木質バイオマスの利用が増加している
・今後の石油枯渇・世界での取り合いなどを考えると、今から、暖房を主として、冷房、発電などにも活用して行かないといけない
といったことが印象に残っています。

また、森林資源は、エネルギー利用としての歴史の方が長く、建材用の木材として利用し始めた歴史が浅いこと、などは目から鱗が落ちる思いでした。さらに、森林セラピーなどの心理的な影響であったり、キノコや木の実、山菜などの食糧源としての利用価値、なども整理立てて説明を聞くことができました。
(森林でのecoコンとか間伐をやっている自分には、このシュータを利用した、木材搬出が衝撃的でした。)



その後、外に出て、さまざまなペレットボイラーと共に、移動式ペレットプラントの実演が行われていました。
私はWPPCの方にお願いして、ちゃっかりと、われらが応援している木質ペレットBBQグリル「kizuna」の実演を行いました。今回、集まっていた方が、主に林業やペレット生産者、または行政などのペレット機器導入検討している方だったように見受けられたので、私たちのような「ペレットで遊ぼう!」関係に興味を持ってくれる方は多くはなかったのですが、それでもとある地域の行政の方などは、このようなグリルから身近に使ってもらい、さらにボイラー・ストーブに展開できますね、といった話をしてくれました。まさにその通りだと思っています。


まだまだ、この業界、立ち上がったばかりで、「そもそも、木質ペレットって何!?」という方が大半だと思います。
まずは、日本全国で行われているBBQを通して、海外のマングローブを焼いた炭ではなく、日本の山の間伐材を利用したペレットを、みなさんに知ってもらいたいなぁ〜と考えています。
いつでも出張実演いたしますので、BBQがある際には、ぜひお呼び下さい。

2010年6月4日金曜日

環境エネルギーで新会社設立しました(続報)




日経新聞にも掲載していただきました。
岩手県で自然エネルギーのムーブメントを巻き起こします!

2010年6月3日木曜日

環境エネルギーで新会社設立しました


・岩手日報 こちら
・日経新聞 こちら

盛岡信金、小泉不動産鑑定事務所、アトム環境工学およびサステナジーにて、環境エネルギーを普及していく新会社を設立いたしました。
主な事業は、太陽熱・太陽光、ヒートポンプ、バイオマスなどの自然エネルギーの導入ほか、断熱などの省エネルギーソリューションとなります。
詳細は追ってホームページ・ブログに掲載いたしますので、ぜひ、チェックをお願いします。